ふつうに暮らせるシェアハウス・下宿

◎「シェアハウス」にどんなイメージを持たれているでしょうか?

こんにちは。

私たちは長野県松本市の温泉街「浅間温泉」にて下宿・シェアハウス「篶竹荘」をやっています。

もともと戦後すぐに建てられた下宿の建物を当時の面影をなるべくそのままにしてちょっときれいに改装しました。

そのため、私たちは自分たちのことを言うときにシェアハウスといわずに「下宿・シェアハウス」みたいに併記しています。

おおもとをたどると下宿ですし、シェアハウスって「お洒落な下宿」みたいなものだろうと思っているからです。

さて、そんなシェアハウスですが、住んだことがない方たちにとってどんなイメージを持っているのでしょうか?

交流を通して自己研鑽したい人が住んでいる。

もしくは、

都市部に安価に住みたい人が詰め込まれている。

みたいなイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?

結構、両極端です。

そして、実際に交流を最大の売りにしていたり、普通の家を個室で分けただけの安さを売りにしているようなシェアハウスが多い印象です。

篶竹荘はできればそのどちらでもないところを目指したいと思っています。

◎シェアハウスも家。「ふつうに暮らす」に焦点を当てたい。

現在、全国に5000棟くらいのシェアハウスがあると言われていますし、篶竹荘を始めたときは松本市内に数えるほどしかなかったシェアハウスも(数えてませんが)10軒以上はもうあるのではないでしょうか。

まだシェアハウスの勢いは衰えていない印象です。

ですが、本当は全国に100万棟くらい、人数にして日本人の1割くらいが下宿・シェアハウスに住んでもいいんじゃないかなと考えています。

生涯独身だったり晩婚化が進んでいます。

それでも別に一人暮らししたいわけでなく、機会があればだれかと一緒に住みたいと思っている方がそれなりにいると思っているからです。

でも、現在のシェアハウスのイメージの通り、「すごく交流したい人」か「とにかく安く住める場所を探している人」のためのシェアハウスが多いような気がしてます。

「ふつうに暮らしたい」「でも一人はなんだか寂しい」人にはなかなかハードルが高いんじゃないかと思っています。

そこでもっと「ふつうの暮らし」を求めるシェアハウスが増えて行けば、家を探すにあたってアパート・マンション・持ち家に次ぐ大きな選択肢として下宿・シェアハウスが入ってくるんじゃないかと考えているのです。

◎焦点は当てたいが、認知度は上がらない。

ただ、「ふつうの暮らし」だとはっきり言ってパッとしません。

このネット社会ではどれだけ目立つかがキモですので、自然と激安を売りにしたり、なにかのコンセプトを加えたりして下宿・シェアハウスに「味」を付けてしまいます。

確かに「味」で選んでいる方も多いかもしれませんが、「誰かと一つ屋根の下、ふつうに暮らしたい」方たちのためのシェアハウスがもっと注目された方が、これからの時代、暮らしの幅が広がっていいのになーと思います。

「ふつうの暮らし」とは人それぞれですが、人工的に作られたイベントで賑やかさを演出するわけでもなく、もっと自然体に日々の暮らしを楽しめるような暮らしです。時には一緒に住むみんなと。

篶竹荘をやってそこそこ経つのですが、その「ちょっと楽しいふつうの暮らし」をみんなに送ってもらうのには、その時々のメンバー、趣味・嗜好などによってどんどん変わっていくので常にシェアハウスを良くしようとし続けなければなりません。

コレ!といったコンセプトを最初に決めた方がずっと運営は楽なんだろうなと思ったりします。

ただ、こうやってブログもやっているわけですが、「ふつうの暮らし」の魅力を紹介するのって、難しいですし、なにより目立たないので認知度が上がらないのが悩みの種です・

それでも、信州や松本市に住みたい!と当下宿・シェアハウスに興味を持って住んでくれた方には、出来る限り楽しい暮らしを送ってもらいたいなと思っています。

◎せめて篶竹荘では丁寧な運営をしていきます。

運営ができないくらい認知度が上がらないと潰れてしまいますので、せめて目立たなくても丁寧な運営で「ちょっと楽しい」を提供し続けられたらと思っています。

下宿・シェアハウス「篶竹荘」は定員が10人にも満たない小さなシェアハウスですが、管理人として常に一人が常駐しています。

住んでいる人はみんな松本にご縁があって住み始めた方ばかりです。

これからも小さいながら丁寧な運営をして、ふつうの暮らしを提供していきたいと思いますので、松本に暮らすことに興味のある方がいらっしゃいましたら選択肢の一つとして考えていただけたら幸いです。

※篶竹荘「ブログ」について

◎【お知らせ】やっと住み分けができた当ブログ。

下宿・篶竹荘」は長野県松本市の中心市街地にほど近い温泉街「浅間温泉」にある下宿・シェアハウスです。

会社にするまでもなかったのについつい会社化してしまった合同会社SumSumが運営しています。

さて、そんな篶竹荘ですが、色んな所に遊びに行ったりできる下宿とかあればいいなと思って始めた「第2ペンギン荘」と合同会社SumSumにもブログがありまして、それらのブログ間で住み分けが全くできておらず、最古参ブログである篶竹荘のブログが一番迷走していました

ふだんの脚色しない暮らしを見てもらいたい」という思いで書いていたつもりでしたが、逆にそのせいでまとまらない投稿ばかりに。。

もうちょっと他のブログとも差別化した特色ある投稿を・・・と考えていたのですが、よく考えたらInstagramにていつも投稿していることを思い出しました。

ただ、Instagramは短い文章で、もっと気軽に投稿しています。

そのため、タイムリーな感じやより自然な浅間温泉での日常を見てもらうにはInstagramを見てもらった方がいいと思うのですが、テンション上がりすぎてハズレの投稿もちらほらと。

そうだ!それならInstagramに投稿した中で人気だったやつ(不人気じゃなかったやつ)を精選して、短い文章で書ききれなかったことを、篶竹荘のブログで書けばいいんだ!・・・と思いついたのです。

◎それぞれのブログの特徴は・・・

もうほとんど同じ人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、ちょっと違う書き方で「日常」をテーマに書いています。

併せて読んでいただけると、より長野県や松本での暮らしが立体的に知っていただけると思います。

篶竹荘「ブログ

「ぽん」のInstagramをもとに「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを中心に投稿します。

→月に1度くらいを目安に篶竹荘が目指したい下宿・シェアハウス像みたいなお話も。

第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ

→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる”てい”で書いています。

→一番DIYについて書いているかもしれません。

合同会社SumSumおしらせ・読み物

→もっともカタい文章を書いています。

もっとも時間をかけて書いているため、もっとも読みごたえがあります。

→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。

→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになったらいいなと思い書いています。

Instagram第2ペンギン荘

第2ペンギン荘を中心とした日々の暮らしを

Instagramぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)

篶竹荘を中心とした日々の暮らしに加えて、”ぽん”の個人的な趣向もたまに載せ、ほとんどの人に賛同を得られない・・・ということもしばしば。。