下宿・シェアハウスなのに「テナント募集中」なおはなし。

◎お店も持てるシェアハウス

こんにちは。

長野県松本市の浅間間温泉という温泉街で元・下宿の建物を使ったシェアハウスをやっています篶竹荘です。

今回はそんなシェアハウスであるはずの篶竹荘の中に1区画だけあるテナントのお話です。

●一番浅間温泉に何もなかった頃に篶竹荘はオープンしました。

浅間温泉は松本の中心部に近いのに温泉街があるというすごく特徴のある街です。

温泉地ですから旅館などが建ち並ぶエリアもありますが、その立地の良さと温泉に毎日入れるという魅力から住宅地としての顔もあります。

しかし、篶竹荘が元・下宿を改修してシェアハウスを始めたとき、浅間温泉はどんどんお店が無くなっていく時期でした。

こんなに魅力があるのにもったいないと、「毎日温泉に入れるのに街へのアクセスが抜群」というのを売りにしまして、移住者+大学生むけのシェアハウス・下宿を2015年に始めたのでした。

●お店をやりたくなったらすぐ実現

共用部分の見直しの関係から、篶竹荘は13LDKKKKKKK(台所が7箇所)という間取りながら、定員を~8名に絞りましたので余っている部屋がいっぱいあります。

一部は客間、一部は倉庫、一部は事務所などに変更してきましたが、浅間温泉のメイン道路の一つである山の手通りに面した部屋は「テナント募集中」としました。

篶竹荘はいろいろな暮らし方があるなか、みんなが思う「ふつうの暮らし」を実現してもらい、快適な松本での移住生活のスタイルを見つけてもらいたいと考えています。

お店を持ってみる」というのもその一つになります。

ふつう、いざお店を持ってみるとなると、敷金・礼金や内装工事など大きな資金が必要になります。

それでもし「自分にはお店を持つってのは向いてなかった」と気が付いたら大変なことになってしまいます。

もっと小さく挑戦してみよう。

そんな思いでテナント区画を用意しています。

興味のある方は篶竹荘の住民でない場合もご案内していますが、基本的には住民の「ふつうの暮らし」を応援したいという思いから、住民の方には格安でお貸ししています。 

●六畳一間の自分のお店

気軽な気持ちでお店ができたら、みなさんは売りたいものとかサービスはありますでしょうか?

篶竹荘では今まで2店舗がこのテナント区画で営業してきましたが、現在は空いています。

以前、お店をやっていた人の紹介ページを見つけたのでちょっと載せておきます。

▶「オチャノマ文具店」篶竹荘での雑貨屋さんを経て松本での生活情報を発信するブログに!

▶「どんな人にでも刺さる本棚を」 おんせんブックス 越智 風花さん | エイミーズトーク #31

大学生だった彼女はこちらを拠点にいろいろなイベントに出店をし、今でも関連するお仕事をしているみたいです。

誰もが思った通りのお店になるとは限りませんが、ふつうにお店を持つよりも「お試し」的な感覚で開業できるのが魅力かと思います。

これまでのお店もテナント料の安さから週末だけオープンなどの形で自分に合った形で営業してきました。

もともと下宿の個室だったお部屋なので六畳一間の小さなスペースですが、今後の自分の暮らしにつながる「きっかけ」が詰まっていると思います。

もし、お店を持ってみたいという方がいらっしゃいましたら、お問い合わせよりご連絡ください。

●勝手に「日替わり定食屋」のプランを描いてみました。

というわけで六畳一間の可能性を考えて見たく、蛇足になりますが、「カウンター4席+テラスカウンター3席の定食屋(またはカフェ)」の間取りを考えてみました。

これまでのお店は古本屋さんと雑貨屋さんだったので、あえて飲食店が可能かどうかを平面プランで考えてみました。

小さな間取りで使い勝手を考えるには工夫が必要ですが、屋台で出すような料理でしたらなんとかこの厨房の小ささでも営業することができそうです。

篶竹荘を始めたころは浅間温泉が一番衰退していたころ・・・と先述しましたが、2022年現在ではちらほらと浅間温泉にも新しいお店ができたり、賑わいが戻ってきているような印象です。

浅間温泉の住宅エリアである篶竹荘の前ですら観光客の人がたくさん歩いています。

そんな人たちへ向けた定食屋さんを考えてみました。

勝手な妄想ですが、飲食店だってやろうと思えばできると思ったら、六畳あればなんでもできるような気がします。

ただ、トイレはどうしても作れなかったので周知を徹底しなければいけません・・・。

●失敗したってお店をやったという経験が大事。

お店を持ってみたいと思っても躊躇してしまう方々へ、とりあえずやってみればいいんじゃない?と、思います。

やったかやってないかでは見えるものが全然違うと思います。

篶竹荘としては、綿密なプロデュースや店舗設計をする代わりに開業資金も結構かかる・・・というより、フリーマーケットみたいな感じで、「こんな感じにすればお客さん喜ぶんじゃない?」くらいの応援をしています。

開業資金が全然かからない分、もちろん見栄えはそれなりですが、お店を持ってみたという事実はかわりません。

お店をやってみて次はこうしたい、もっとこうすればよかった!と思ってもらえたらいいなと思っています。

ぜひ篶竹荘を挑戦の場としてお使いいただけたらと思います。

ゆるく気軽に行きましょう。

●自分に合った「ふつうの暮らし」もとめて欲しい。

篶竹荘として「お店を持ちたい人を応援したい」ということでテナント区画を用意していますが、住民の提案によってはこの区画をほかの用途に使ってもいいですし、この区画だけでなく、アイデアがあれば私たちの応援できる範囲で応援したいと思っています。

とりあえず、この記事を書いている私が応援できると思っていることは、「畑に挑戦」「お店を持ってみる」です。

手伝ってあげられることは、専門の仕事をしたわけではないのもあるので、アドバイスだけになるものもありますが、資格がわかりやすいので二級建築士、第二種電気工事士、宅建士、FP2級などになります。

人の分だけ「ふつうの暮らし」があります。

篶竹荘は有限ですが、出来る限り住んでくれた方々の「ふつうの暮らし」を探してみたり、実現することをお手伝いしたいと思っています。

この記事を読んでくれた方にとって、篶竹荘に求める暮らしがありそうでしたらぜひ、移住をご検討ください。

意識高い系でもなく、運営者もふつうにゆるく暮らしています。

気兼ねせずにご連絡ください。

※篶竹荘「ブログ」について

◎【お知らせ】やっと住み分けができた当ブログ。

下宿・篶竹荘」は長野県松本市の中心市街地にほど近い温泉街「浅間温泉」にある下宿・シェアハウスです。

会社にするまでもなかったのについつい会社化してしまった合同会社SumSumが運営しています。

さて、そんな篶竹荘ですが、色んな所に遊びに行ったりできる下宿とかあればいいなと思って始めた「第2ペンギン荘」と合同会社SumSumにもブログがありまして、それらのブログ間で住み分けが全くできておらず、最古参ブログである篶竹荘のブログが一番迷走していました

ふだんの脚色しない暮らしを見てもらいたい」という思いで書いていたつもりでしたが、逆にそのせいでまとまらない投稿ばかりに。。

もうちょっと他のブログとも差別化した特色ある投稿を・・・と考えていたのですが、よく考えたらInstagramにていつも投稿していることを思い出しました。

ただ、Instagramは短い文章で、もっと気軽に投稿しています。

そのため、タイムリーな感じやより自然な浅間温泉での日常を見てもらうにはInstagramを見てもらった方がいいと思うのですが、テンション上がりすぎてハズレの投稿もちらほらと。

そうだ!それならInstagramに投稿した中で人気だったやつ(不人気じゃなかったやつ)を精選して、短い文章で書ききれなかったことを、篶竹荘のブログで書けばいいんだ!・・・と思いついたのです。

◎それぞれのブログの特徴は・・・

もうほとんど同じ人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、ちょっと違う書き方で「日常」をテーマに書いています。

併せて読んでいただけると、より長野県や松本での暮らしが立体的に知っていただけると思います。

篶竹荘「ブログ

「ぽん」のInstagramをもとに「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを中心に投稿します。

→月に1度くらいを目安に篶竹荘が目指したい下宿・シェアハウス像みたいなお話も。

第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ

→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる”てい”で書いています。

→一番DIYについて書いているかもしれません。

合同会社SumSumおしらせ・読み物

→もっともカタい文章を書いています。

もっとも時間をかけて書いているため、もっとも読みごたえがあります。

→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。

→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになったらいいなと思い書いています。

Instagram第2ペンギン荘

第2ペンギン荘を中心とした日々の暮らしを

Instagramぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)

篶竹荘を中心とした日々の暮らしに加えて、”ぽん”の個人的な趣向もたまに載せ、ほとんどの人に賛同を得られない・・・ということもしばしば。。