【浅間温泉・美ヶ原温泉・横田温泉】信州大学と温泉街―温泉街が近い大学は全国に4つだけ?

◎温泉街が近い大学は全国に4つしかない!?

◆温泉街に近い大学は希少!

どう調べたのか忘れてしまいましたが、「【大学生×下宿】信州大学と松本市浅間温泉の下宿・シェアハウスの関係」にてそこそこ歴史がある大学で温泉街が近いところはほとんどない・・・と書きました。

私は大学生の時、松本市横田の温泉街の中にある「フォーブル何某」に住んでいて、講義前の早朝に時々、美ヶ原温泉の「白糸の湯」に通っていました。

最後の首都圏と言われる千葉のぎりぎり東京1時間圏内に住んでいた私は、周りのみんなが東京の大学に行く中、信州に来て、「地方の大学ならではだなー!!」と露天風呂に浸かりながら思ったのですが。

つい先日調べてみたら、そもそも地方の大学でも温泉街が近い大学って普通じゃないことに気が付きました。

「温泉街×大学」はすごく希少だったのです!

◆温泉街の下宿・シェアハウス

そんなわけでして、私たちは長野県松本市の浅間温泉という温泉街で戦後すぐに建てられた下宿の建物を改修してシェアハウス「篶竹荘」をやっている身ですので、こんな記事を書いて、あわよくば松本に信州大学入学を期に引っ越す方々に温泉街に、ひいては篶竹荘を検討してくれないかな??という魂胆でございます。

◆温泉街が近い大学
◆別府温泉×別府大学(旧・豊洲女学校)

言わずと知れた温泉番付「西の横綱」別府温泉。その中にあるのが別府大学です。

別府温泉は規模が大きすぎるので便宜的に別府駅までの道のりにしましたが、もっと近くにも温泉施設が点在しています。もはや「湯煙大学」と言っていいレベルで規模が違い過ぎる「温泉街×大学」です。

◆湯田温泉×山口大学(旧制・山口高等学校)

ここからはいわゆるネームスクール(ナンバースクールの次に作られた旧制高等学校のこと。)3兄弟になります。本当はネームスクールとして同時期に出来たのは新潟大学も含めて4兄弟なのですが、新潟大学の近くには温泉がありませんでした。。

山口大学からは2.4㎞の距離で湯田温泉があります。

山陽道中随一の巨大な温泉街で泉質はお肌スベスベになるアルカリ泉とのこと。

開湯は600年前ということで当時の旧制高等学校の学生も距離の近さから通ったことでしょう。

◆道後温泉×愛媛大学(旧制・松山高等学校)

夏目漱石「坊ちゃん」で有名な道後温泉。

その歴史も「日本最古」と言われるほどの温泉。

その近くに愛媛大学があります。

道後温泉本館までも歩いて14分という立地ですごすぎます。

◆浅間温泉×信州大学(旧制・松本高等学校)

伊藤佐千夫「野菊の墓」で有名なアララギ派発祥の地と言われる浅間温泉。

こちらも開湯は古く1300年前と言われます。

江戸時代には松本城主のための温泉が開かれ湯守という一族が住んでいて、街道筋だったことから旅人の疲れを癒す温泉地でもありました。

大学からは徒歩20分の近さからか現在でも浅間温泉内に大学生がたくさん住んでいます。

◆美ヶ原温泉×信州大学(略)

日本書紀には伊予の湯(道後温泉)、有馬の湯(有馬温泉)、牟婁の湯(白浜温泉)が記されている、、、とよく言われ、それを「三大古湯」と言ったりしますが、実は日本書紀には「束間の湯」も登場するのです。

その束間の湯がこの美ヶ原温泉か浅間温泉と言われています。

ちょっと日本書紀の外れたところに書いてあるのでほぼ忘れられていますが、歴史はお墨付き。

信州大学までは2.1㎞徒歩25分。

信州大学から通える2つ目の温泉街です。

◆横田温泉(旧・新浅間温泉/横田遊郭)×信州大学(略)

横田温泉は昭和32年に開湯した比較的新しい温泉街

もともとは「横田遊郭」と言われる遊郭でした。現在は日帰り入浴をするような施設と言うより合宿する学生が泊まるような旅館が並んでいます。

そのため、現在の松本に住む大学生が使う機会は少ないと思いますが、旧制高等学校時代でしたら遊郭がありましたので、余裕のある学生たちは通っていたのかもしれません。

確か、何かの小説で横田の芸者さんを同伴して松本市内のあんみつを食べに行った・・・みたいな話を見かけたことがあります。

◎温泉街×大学

といった感じで私が調べた限り半世紀以上の歴史がある大学で温泉街が近いのは4つでした。

もし他にもあるようでしたらぜひ教えて欲しいです。

それにしても信州大学は周辺に3つも温泉街を抱えていてすごいですね。

これは、学生時代住んでいたら温泉が身近過ぎて「地方の大学=毎日温泉に入っている」と勘違いしても仕方ありません。

なんせ横田温泉のなかに住んでいて、毎朝、美ヶ原温泉に通っていたわけですから・・・。

そして友人の多くは浅間温泉に住んでいて、浅間温泉の下宿で飲み会とかあった翌日にはまだ誰でも入れた頃(現在は浅間温泉に住む会員のみ)の「港の湯」に入って目を覚まして学校行ってましたもん。。

と、まあそれは蛇足ですが、温泉が身近な上記大学。

ちょっと他では味わえない学生生活ができるのは間違いありません。

興味を持ったら温泉が近い大学を選ぶ・・・というのも良いかもしれません(責任は持てませんが)

それでは。

※篶竹荘「ブログ」について

◎3つのブログをやっています。

下宿・篶竹荘」は長野県松本市の中心市街地にほど近い温泉街「浅間温泉」にある下宿・シェアハウスです。

会社にするまでもなかったのについつい会社化してしまった合同会社SumSumが運営しています。

さて、そんな篶竹荘ですが、近所にお互いに遊びに行ったりできる下宿がいっぱいあればいいなと思って始めた「第2ペンギン荘」と合同会社SumSumにもブログがありまして、全部で3つもやっているのです。

特にブログで収益化~!!とも思っていなく、ただ、篶竹荘や第2ペンギン荘、合同会社SumSumの日常や、暮らしに関してマイノリティ側からの提案なんかをしようと始めてみたわけなのですが。。

それらのブログ間で住み分けが全くできておらず、最古参ブログである篶竹荘のブログが一番迷走していました

ふだんの脚色しない暮らしを見てもらいたい」という思いで書いていたつもりでしたが、逆にそのせいでまとまらない投稿ばかりに。。

もうちょっと他のブログとも差別化した特色ある投稿を・・・と考えていたのですが、よく考えたらInstagramにていつも投稿していることを思い出しました。

ただ、Instagramは短い文章で、もっと気軽に投稿しています。

そのため、タイムリーな感じやより自然な浅間温泉での日常を見てもらうにはInstagramを見てもらった方がいいと思うのですが、テンション上がりすぎてハズレの投稿もちらほらと。

そうだ!それならInstagramに投稿した中で人気だったやつ(不人気じゃなかったやつ)を精選して、短い文章で書ききれなかったことを、篶竹荘のブログで書けばいいんだ!・・・と思いついたのです。

◎それぞれのブログの特徴はこんな感じです。

もうほとんど同じ人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、ちょっと違う書き方で「日常」をテーマに書いています。

併せて読んでいただけると、より長野県や松本での暮らしが立体的に知っていただけると思います。(ただ、特定の人が書いているので偏りはご容赦ください。。)

篶竹荘「ブログ

「ぽん」のInstagramをもとに「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを中心に投稿します。

→元下宿のシェアハウス「篶竹荘」を例にとって一般的なシェアハウスのお話や、信州、松本への移住とかのお話もたまに真面目に書いてみてます。

第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ

→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる”てい”で書いています。

→一番DIYについて書いているかもしれません。

→落書きで描いた「第2ペンギン」が気に入りすぎてlineスタンプまで作る凝りようです。

合同会社SumSumおしらせ・読み物

→もっともカタい文章を書いています。

もっとも時間をかけて書いているため、もっとも読みごたえがあります。

→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした勝手な考察みたいなのも。

自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになったらいいなと思い書いています。

Instagram第2ペンギン荘

第2ペンギン荘を中心とした日々の暮らしを

Instagramぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)

篶竹荘を中心とした日々の暮らしに加えて、”ぽん”の個人的な趣向もたまに載せ、ほとんどの人に賛同を得られない・・・ということもしばしば。。