◎「薄く広く何でもやる」がモットーの篶竹荘だから地方移住の入口に。
◆公務員体質でプロフェッショナルというよりジェネラリスト
興味があったらかじってみる。面白そうな経験は一度試してみる・・・という性格です。
極め具合は全然高くありませんが、例えば業務用ミシンを買って帆布のカバンを100個以上作ってみたり、バイクでひと月北海道をツーリングしたり、バックパッカーになって東南アジアに行ってみたり、建築学科だったのに簿記ぐらい知らなきゃと資格を取ってみたり、調理師免許持ってたり、電気工事自分でやりたいからと電気工事士取ってみたり、畑の農機具小屋を泥と竹で作ってみたり、梅干しとかタクアンとかピクルスとか保存食品をせっせと漬け込んでみたり、畑をやってみたり、山に登ったり、自転車レースに出て見たり、マラソン出て見たり、本を全然読まなかったからと急に読みだして数百冊読んでみたり、DIYで会社の事務所を作ってみたり、LINEスタンプ作ってみたり。
以前、とある地方公務員だった時の研修で、公務員はプロフェッショナルじゃなくてなんにでもうっすらと精通しているジェネラリストになれ!と言われて、自分の性格に合っていたので向いてそう・・・と思いつつもいじめられてやめた経緯があるのですが。
プロフェッショナルじゃなくてジェネラリストって全体的にいろいろ知っているけれどどれも中途半端なので微妙だなーと自分の嗜好を恨んだりもしました。
でも、それって色々な趣味嗜好の入口に立っているという意味では、興味を持った人に触りくらいをアドバイスできる存在なんじゃないかと最近思い始めました。
そう。移住の入口として使って欲しい下宿・シェアハウス、ひいては松本の移住の入口として使って欲しい篶竹荘と同じです。
◆無人島で一人になっても「一応」なんでもできるってのが目標です。
何やってる人なの?と言われると自分でも何やっているかよくわかりません。
とりあえず、無人島に1人で漂着しても「一応」なんでもできるくらい色々知ってる・・・くらいがいいんじゃないかなと思っているわけです。
長野県松本市にある元下宿を使ったシェアハウス「篶竹荘」では(最近は大学生も増えてきましたが)移住者の入口としての下宿・シェアハウスを目指しています。
これから地方都市へ移住をしようと思っている人は、例えばこれから畑をやってみたいとか、クラフトで何かを作ってみたいとか、小屋を作ってみたいとか、釣り三昧をしたいとかいろいろな希望を持ってこられる方が大半です。
そんな方たちに極める所までは力添えできませんが、色々な趣味嗜好を持った方たちの入口としての役割を担えるんじゃないかと思っています。
◆幅広い田舎暮らしを体験して、篶竹荘の「次」を目指してほしい。
よく言えば幅広く、消極的に言えば薄く広くな篶竹荘ですが、長野県移住の入口としては最適だと思っています。
もちろん私だけでなく、色々な趣味を持った人たちが共同で住んでいるというのも、住む人たちの見分を広げるという意味で役にたつと思っています。
そこが、アパートなどに住むのとは異なったシェアハウス・下宿の魅力の一つなわけですから。
そのような目的もあり、現在、篶竹荘とお仲間の第2ペンギン荘では興味のある有志で畑をやったりしているわけです。
もちろん、将来畑をやりたい!・・・とかでは全然なくて自分で食べるものを自分で作ってみたいと思ってやる人が大半ではありますが。
ただ、まったく畑をやったことがない人がいきなり大きな農地を借りて農業をやりたい!となる前にまずは小さな畑でいろんな喜びと共に苦労を知ってみるのは絶対に今後の糧となる経験になるんじゃないかと考えています。
◎篶竹荘と第2ペンギン荘の畑
◆自称「スズタケ農園」の畑の紹介
そんなわけで今回は篶竹荘と第2ペンギン荘でやっている小さな畑の紹介です。
そもそもは友人に誘われてやってみたのが始まりのスズタケ農園。
スズタケ農園と言っていますが、借りている畑になります。
広さは8m四方で60㎡ほど。
全然大きくありませんが、専業でなくみんな仕事をしていたり、学生だったりするなかの片手間でやっていると、数人いたとしてもこれくらいで結構な労力がかかりますし、収穫できる野菜も十分な量になります。
また、農機具小屋として数年前に竹と畑の泥と雑草で小屋も作りました。
借りている畑なので最終的には全部土に返る素材がいいだろうと判断した結果です。
農家の人たちのすごい所は、だいたいなんでも工夫して自分で作ることだと思っています。
そういった意味では畑をやることは一種のサバイバル能力を鍛えることにもなるんじゃないかと思います。
◆目指してないけど、自給自足の具合
以前、会社のブログにて自給自足をするのに必要な田畑の面積を計算してみたのですが、一人がかなり余裕で自給自足できる畑の面積は75㎡。
それに近い60㎡を毎年数人でやっているので、一年中畑の野菜だけで賄えるわけではなく、収穫期である夏から秋にかけては採れる野菜は一切買わなくて済むって感じになります。
それどころか、できたものは人にあげて回りますし、作っていないものと交換できたりするので他の野菜も買わなくなります。
頭数で割るとわずか10㎡そこらで夏と秋の野菜を賄えると考えたら自給自足を考えている人にとっても朗報なのではないでしょうか。
◎下宿・シェアハウスの篶竹荘は移住の入口
と、いうわけで今回は篶竹荘でやっている畑を通して、下宿・シェアハウスは移住の入口になりますよーという話をしました。
これまで篶竹荘に住んでくれた人は2015年から数えて数十人に上りますが、一部は長野県内、もしくは松本市にそのまま居を移し住んでくれている方もいます。
少なからず、移住のお役に立てたかなと思っています。
もし、長野県や松本市に移住を考えている方がいらっしゃいましたら、篶竹荘も検討していただけると幸いです。
ご興味ある方はお問い合わせまでよろしくお願いします。
それでは。
※篶竹荘「ブログ」について
◎3つのブログをやっています。
「下宿・篶竹荘」は長野県松本市の中心市街地にほど近い温泉街「浅間温泉」にある下宿・シェアハウスです。
会社にするまでもなかったのについつい会社化してしまった合同会社SumSumが運営しています。
さて、そんな篶竹荘ですが、近所にお互いに遊びに行ったりできる下宿がいっぱいあればいいなと思って始めた「第2ペンギン荘」と合同会社SumSumにもブログがありまして、全部で3つもやっているのです。
特にブログで収益化~!!とも思っていなく、ただ、篶竹荘や第2ペンギン荘、合同会社SumSumの日常や、暮らしに関してマイノリティ側からの提案なんかをしようと始めてみたわけなのですが。。
それらのブログ間で住み分けが全くできておらず、最古参ブログである篶竹荘のブログが一番迷走していました。
「ふだんの脚色しない暮らしを見てもらいたい」という思いで書いていたつもりでしたが、逆にそのせいでまとまらない投稿ばかりに。。
もうちょっと他のブログとも差別化した特色ある投稿を・・・と考えていたのですが、よく考えたらInstagramにていつも投稿していることを思い出しました。
ただ、Instagramは短い文章で、もっと気軽に投稿しています。
そのため、タイムリーな感じやより自然な浅間温泉での日常を見てもらうにはInstagramを見てもらった方がいいと思うのですが、テンション上がりすぎてハズレの投稿もちらほらと。
そうだ!それならInstagramに投稿した中で人気だったやつ(不人気じゃなかったやつ)を精選して、短い文章で書ききれなかったことを、篶竹荘のブログで書けばいいんだ!・・・と思いついたのです。
◎それぞれのブログの特徴はこんな感じです。
もうほとんど同じ人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、ちょっと違う書き方で「日常」をテーマに書いています。
併せて読んでいただけると、より長野県や松本での暮らしが立体的に知っていただけると思います。(ただ、特定の人が書いているので偏りはご容赦ください。。)
●篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを中心に投稿します。
→元下宿のシェアハウス「篶竹荘」を例にとって一般的なシェアハウスのお話や、信州、松本への移住とかのお話もたまに真面目に書いてみてます。
●第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる”てい”で書いています。
→一番DIYについて書いているかもしれません。
→落書きで描いた「第2ペンギン」が気に入りすぎてlineスタンプまで作る凝りようです。
●合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→もっともカタい文章を書いています。
→もっとも時間をかけて書いているため、もっとも読みごたえがあります。
→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした勝手な考察みたいなのも。
→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになったらいいなと思い書いています。
●Instagram「第2ペンギン荘」
→第2ペンギン荘を中心とした日々の暮らしを。
●Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」
→篶竹荘を中心とした日々の暮らしに加えて、”ぽん”の個人的な趣向もたまに載せ、ほとんどの人に賛同を得られない・・・ということもしばしば。。